神の思惑を超えた動物たちの小話

粉塵にまみれて

地べたにのたうって生きるうじ虫が

春の日に美しく飛ぶ蝶を見て

深いため息をついている

でもその蝶がそのうじ虫を

一顧だにしなかったとしても

誰がその蝶を責められよう

そのようには造られていないのだ

でも心の優しい蝶がいて

そのうじ虫の心の内を知って

そっとうじ虫の傍らに羽根を休めてあげたとしたら

それはどんなに素晴らしいことだろう

今日も神の思惑を超えた動物たちの生きざまが続く

 

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