自殺・不渡手形・倒産
中学校の後輩で、独立前から一緒に働いていた従業員が自殺した。
自殺した後輩従業員はヒロといい、一度結婚し、子供も産まれたが、直ぐに離婚という経歴を持っている。勝也の大反対を押し切っての結婚だった。
ヒロは離婚の寂しさからか、よく飲みに行ったりバイクや車などと、とにかく趣味が多かった。彼は20代半ばで毎月40万~50万円ほどの給料を持って帰っていたが、ローンの支払いや健康保険の滞納など借金がかなり増えていた。
そのヒロに離婚後にできた彼女は看護婦さんで、真面目なタイプ。勝也も彼女なら良いと思っていたが、かなりの借金があった為、結婚は難しいと思っていた。それなのに、彼女の妊娠が発覚。勝也の言う事など聞かないヒロはバイクに車、売れる物は全て売り払い、結婚する準備をしていた。
妊娠6ヶ月を迎える頃、彼女の親や兄妹に大反対され、結局子供も諦め別れる事になった。ヒロはこの頃から鬱を発症していたのだろうと思う。次第に仕事も疎かになり、遅刻や無断欠勤をするようになった。
まだ若かった勝也は鬱に対して理解がなく、そんなヒロを「甘えるな」と叱っていた。あまりにもミスが多かったので、仕事を辞めて他所に行くように彼を突き放していた時期もあったが、ヒロは辞める事なく何とか頑張って徐々に元気になっていき、勝也もヒロと話をするようになっていった。
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