パリ五輪卓球女子シングルスで銅メダル、団体で銀メダルに輝いた早田ひな選手が帰国記者会見で、「今やりたいことは」と聞かれると

「アンパンマンミュージアムに行きたい」と「鹿児島の特攻資料館に行ってみたい」と答えたことが報道され、平和呆けした日本人を驚かせ、また、世界の戦争の歴史を曲解する知識しか持っていない中国のアスリートが反発した。

特攻資料館の関係者は「戦争や平和を考える機会になってほしい」と歓迎する声が上がった。また、知覧特攻平和会館川崎弘一郎館長は「特攻について分からない人もいる中で、来館して、太平洋戦争末期に亡くなった特攻隊員の遺書など資料を見て、戦争や平和を考える機会になってほしいと考えている」と述べている。

早田選手は現在もウクライナ、ガザ、ミャンマーなどで多くの命が失われていて、スポーツどころではない国々の選手たちのことを気遣ったのではないか。

彼女のやさしさの表れであろう。作家の門田隆将氏は「故やなせたかし氏も知覧の亡き特攻兵たちも、きっと驚き、そして喜んでいるだろう。有難う、早田さん」とコメントしている。日本の若者たちにはぜひ開聞岳に登ってもらいたい。

戦争の悲惨な結果ではあったが、祖国の安寧を願って特攻に散華した若者たちが最後に見た日本の山が開聞岳であった。山頂から大海原に向かって、「平和を有難う」と唱えてほしい。そこで、今後の日本の平和をどうしたら守っていけるのか真剣に考えてほしい。

試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。

 

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