まえがき
これまでの人生で、将来について計画し、それを何度か見直してきた。経験により、期待通りの場合とそうでない場合の両方があった。現在84歳となり、今の取り組みが人生の最終段階となる可能性がある。
この本の意図
自分自身の持つ才能や能力を十分に発揮できてきただろうか。
社会や周囲の人々に対して貢献してきたと胸を張れるだろうか。また、仕事や家庭、趣味、健康など、人生の様々な側面においてうまくバランスを取れていただろうか――そんな問いを改めて自分に投げかけている。
本書は、これまで私が幻冬舎ルネッサンス新書で出版した自分史『米国への往復きっぷ人生計画の展開』(2023年)と家族史『親子四代太平洋を渡って』(2024年)の総括となる一冊である。
今回の三冊目となる本には、二つの大きな目的がある。
まず第一部(第一章から第六章)では、人生計画を立てる際に各年代で何を考慮すべきか、どんな準備が必要か、そして人生が進むにつれて自身や状況にどのように柔軟に対応していくかについて考察したい。
また、人生計画を継続的に見直していくための便利なツール(プログラム、図解、参考書など)についても紹介する。
一つの例として、私にとってはもう終活になるだろうが、私のこれから先の人生計画を例にして、生成AIの使い方を説明する。
第二部(第七章から十一章)では、過去に立てた私自身の人生計画について、うまくいったこと、うまくいかなかったことを語る。自分の性格や時代の流れがいかに影響し、どのように修正してきたかという経験的な話となる。
一般論と具体例の両面から観察し、現役の若い人たちにはより長期的な人生目標を描き、本来持つ可能性を最大限に発揮するために必要な考え方を学んでほしい。
そのために、人生計画を立てる知恵として先人たちが残した書籍や図表、プログラムなども紹介する。
特に今回は、生成AIを活用し、様々な条件を加味しながら考える実例も示す。常に社会の変化を観察し、その変化に適応しながら、自ら最善だと思う分野で必要に応じて転職や異動も視野に入れ、能動的な人生を計画することが重要だ。
転職や異動の可能性に備え、たまにではなく、常に必要な準備を効率よく進めておくべきだと考える。
人生の各年代で、人生計画をどのように立て、どのように修正するかについて考察する。