【前回の記事を読む】社員が「社会の歯車」になったら終わり。彼らは会社で100%の力を出さなくなる。
第3章 理想のリーダー
この章では、理想のリーダーについて学びます。理想の社長であり、理想の上司でもあります。理想のリーダー像・リーダーシップ行動についてはさまざまな理論が語られてきました。
実践する立場では、その会社にとって最適なリーダーが必要になります。組織は、戦略を起点にしたリーダー像を明確にしてリーダーを育成する必要があります。
8 理想のリーダー理論~リーダーシップと戦略
組織には、社長から、部長、課長、チームリーダーまで、それぞれリーダーがいます。それぞれとるべき行動が異なります。育成には理想の経営幹部像も理想の課長像も必要です。
理想のリーダー像として、最近では部下に奉仕する関係性のサーバント型が推奨されています。人的資本経営の中で、組織は、戦略実現のためのリーダー像を明確にして、経験学習の観点からリーダーを育成する必要があります。
・実践知・賢慮型リーダーを笑顔で実践することを推奨
野中郁次郎教授は著書『賢慮のリーダー DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文』などで「フロネシス」(アリストテレスの賢慮、実践的知恵、実践的理性)を備えたリーダーを推奨しています。
筆者は実践を大切にする野中先生の理論に賛同しています。良い目的を作り、場を醸成し、本質を洞察し、具体と普遍を交換し、状況から矛盾を止揚し、実践知を育成します。
笑顔経営塾は、笑顔で理想のリーダー像を実現することを提唱しています。理想のリーダー像を実現するためには、厳しいことも、困難なことも乗り越える必要があります。そういうときに笑顔を合い言葉に理想のリーダーとともに理想の職場を作るのがいいと思っています。
・リーダーシップ行動
リーダーシップ行動には以下の点が必要です。
1. ビジョン・理想を語る、思いを自分の言葉で語る。
2. 個を活かした明るいチームを作る(リーダーの笑顔が効果的です)。
3. 部下に命令するのではなく、対話で把握し、動機づける。
4. 日常の経験から学び続け、経験を伝える。
5. 大胆な変革に挑戦する。