それなら、グルコースは必要ないように思えますが、生化学の分野では「脂肪は炭水化物(グルコース)が燃えるもとで燃える」という格言があります。

糖の解糖系と脂肪酸のβ酸化は協調して行われ、解糖系とクエン酸回路が適切に機能している状態で脂肪酸の代謝が促進され、エネルギー生成が効率的に行われます。このため、炭水化物と脂肪はエネルギー生成のために互いに依存しあってると言えます。

長期にわたる断食や厳しいカロリー制限が行われると、ケトン体が過剰に生成されることがあり、これが血液を酸性に傾ける可能性があります。

これはケトアシドーシスと呼ばれる状態で、吐き気や嘔吐、疲労感などの症状が引き起こされることがあります。短期の断食やカロリー制限では、健康な人であれば、適度なケトーシス状態になる可能性はあるものの、適切に管理された状態で行われれば、一般的には安全です。

しかし、長期間の極端なダイエットや特定の健康状態においては、医療専門家の監督のもとで行うことが重要です。

何事も、極端にやりすぎることは健康を害します。身体の中はいろいろな経路が複雑に、そしてうまい具合に組み合わされ、依存して成り立っています。なくてもいい経路なんていう経路はありません。なくていい経路なら、最初から存在していません。

極端はだめですが、適正な体脂肪のために、食事や運動で体脂肪を下げることはいいこと。理想値は21%〜29%。下げ過ぎは危険です。