なぜなら私自身の73歳という年齢でさえ、好きなものを食べずに、また好きなことをせずにいると長生きするよと言われたら、ふざけるなと思ってしまいます。
私より若い人に言われると、まず俺の年まで生きてから話せと思います。私より年上の80歳以上の高齢者では、そう考える人はもっと多いのではないでしょうか。
親への対応については、私も最初は親のことを理解できずに、また情報に流され、一般的なことを言っていました。
「お父さん、肉ばかり食うと体に悪いよ」「もっと野菜を食べようよ」
「甘いものは体に良くないよ」「夜遊びしすぎだよ」などです。
しかし、自分が高齢者になると、違う情報が入ってきます。
「年寄りは肉を食うべきだ」「元気な高齢者は、皆肉を食っている」
「野菜ばかり食べる高齢者には骨粗鬆症が多い」
「今の高齢者には栄養失調の人が多い」
「いくつになっても女性が好きな人は長生きする」といった自分の年齢に合った情報です。
それまで長らく正しいと思われていたことが、後でそうではないと言われたりもします。
医学常識は常にアップデートをしないといけませんし、自分に合っていると思うものを選ぶようにするべきです。人間は複雑系で、一つのことをすれば長生きするとか、一つの物を食べれば長生きするというものではないと私は思っています。