有益性の要件を考えてみる(需要側の消費者の視点)
問4.それは現在、既に知られている価値ではないのか?
④新規性がある
新しい発想と考え方が内包され社会に新しい価値を提供できる。
•新たな技術、複合された技術など新たなイノベーション性をもつこと
問5.ほかの方法で誰かが行っているのではないか?
⑤独自性をもつ
新規性と独自性とは似ているようで違う。
例えば、フィラメントの電球をつくったとしよう。これはもう何百年も前にエジソンが発明した技術なので新規性はない。しかし、このフィラメントが発光しても発熱しないものなら独自性あるフィラメントの技術となる。更に、電力消費が少ないという意味で次の有益な要件にも繋がっていく。
•技術と知見を活用し創造的な価値を創出するもの
•新たな創造により生産性の向上、便益の向上などに資すること
問6.社会的に有益性がなければ存在価値がないのでは
⑥社会的価値をもつ
発熱しない電球のフィラメント技術が、新規性と独自性がある技術であったとしても、価格が猛烈に高かったり、製作が難しかったりしたら有益的な社会的価値があるとはいえないであろう。
特徴的な価値をもつと同時に、その価値が広く社会に有益性をもたらされること。
•有益性、つまり社会が求めている有用なものであり
•経済価値………社会にとっての経済的価値を与える
•文化的価値……文芸・工芸・音楽など芸術的価値を創出する などである。
以上、六つの要件を挙げたが、当然にすべてを満足することは困難である。最初は有益的なものしかないかもしれないが、次第に独自の領域を確保し、独自性ある技術を確立していけばよい。少しずつ「自分自身」の優位性を形成していくのである。
特に有益性は不便なもの、課題に対する回答であり人々が求めるものであるからだ。
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