2 . 2 . 定着具と接続具
コンクリート構造物にプレストレスを導入する場合は,前述のPC鋼材を緊張し,構造物に固定するための定着具やPC鋼材を延長するための接続具が必要になる.
これらの器具は,定着工法と称して,その機構に種々の特徴があり,構造物の種類,形状および寸法,必要なプレストレス力,ならびに施工方法を考慮して,最適なものが選定される.
現在,ポストテンション方式で用いられる定着工法は24種類あり,くさび式,ボタン式,ねじ式,ループ式,合金式などに分類される.
これらの定着工法,方式の主なものとしては,VSL工法,アンダーソン工法が,一般ケーブル,斜長ケーブル,外ケーブル,シングルストランド,アンボンドケーブルに適用できる.
FKK工法もアンボンドケーブルを除いては,同様である.
また,SM工法は,シングルストランド,アンボンドケーブルに特化している.
さらに,ディビダーク工法は,一般ケーブル,斜長ケーブル,外ケーブルのほか,PC鋼棒にも適用できる工法である3).
図-2.2.1に定着工法の種類を示す.
写真を拡大 図-2.2.1 定着工法の種類4)
参考文献
1)住友電工(株)HP;会社案内,広報誌SEI WORd 2013年12月号「高機能PC鋼材」の新用途,明日のクリーンエネルギーを支える洋上風力発電への適用.
2)東拓工業(株)HP;製品情報,橋梁関連資材(ポリエチレンシース)
3)(公社)プレストレストコンクリート工学会;プレストレストコンクリート技術,2017.
4)(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会;やさしいPC橋の設計,2014.
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