子どもたちは、毎週土曜日に多くの日本人生徒や日本人先生たちと会話する機会ができたとはいえ、普通に日本で生活している子どもたちに比べて日本語を使う時間の総量が少ないことは明らかなので、私は毎日子どもたちに日記を書かせてそれに私がコメントを書いて返すことを始めることにしました。

二人にそれぞれ日記用ノートを1冊与えて、毎日必ず1ページでよいから日本語でその日に経験したこと、自分が思ったこと、何をどうしたら良かったかと気づいたこと、その理由はなぜか、などを簡潔明瞭に書くようにと伝えました。

それを翌日までに私が読んで、赤ペンで誤字修正とコメントを入れて朝には机に置いておくからその内容もよく読むようにと言い聞かせてスタートしました。

これは非常に良い効果をもたらしました。子どもたちがそれぞれ感じたことがわかるし、日本語を書く練習になるし、こちらが書いたフィードバックのコメントを読んで子どもなりに考えることにも役立ったのです。

私は、遠慮せずに大人のコメントをバシバシ書きました。毎日の習慣とすることで、いい加減に適当に済ませることもなく、マンネリ化することもなく、ほぼ中断することなく英国滞在中に日記の交換ができて何十冊もの日記帳が残ったことは、子どもにとっても一つの貴重な資産となったといえるでしょう。

子どもの教育の一つの方法として両親や保護者の皆さんにはお勧めしたい内容です。