彼の目標は、この店舗でワクワクしてビジネスを推進する人になること! そして、自分自身を成長させ、部下の成長に大きく関わり目標を達成させ、従業員全員で喜びを分かち合うことである。
「幸せを感じるのは成長が加速する瞬間、止まれば消えるものだ」という言葉がある。つまり、彼は部下の成長に最大限関わって、共に成長することが唯一、部下を成長させることになると信じて、様々な取り組みを行ってきた。
しかし、実際のビジネスでは「以心伝心」とはいかず、思いは伝わりにくいものである。従って、様々な工夫やきっかけづくりの取り組みが必要になる。年間目標を達成した際の特別賞与も従業員のモチベーションを上げるキーワードの一つになる。
つまり、店舗方針を実行すれば必ず目標達成するという、誰が見ても納得する店長の方針を考える必要がある。その方針を決める権限を店長は持っている。それに伴う責任は勿論あるが、逆にそのことが店長のステータスになっていると彼は考えていた。
今、時代は大きく変化しつつある。小売業界にもリアルの店舗からECへと時代の大きな波が押し寄せてきている。この流れの中で、リアルの店舗同士の競争も激しくなることは確実だ。
不透明感が増すこれからの時代に、就職や転職を考える人たちが地に足を着けたビジネスとして小売業を選択肢の中に入れてほしいと、彼は切に願っている。仕事の内容は、地道であり基本的なことの積み重ねであり、派手さはない。
しかし、これからは新しい考え方や思いを持った人が小売業界をけん引する時代になると、彼は考えている。
自己研鑽によって自分自身を成長させたいと思っている人、多くの従業員に関わり人の成長に関わりたいと考えている人、地域一番の巨大な店舗(小さい場合もあるが)で自分の手腕を発揮して、地域社会に貢献したいと考えている人は、小売業界に進んでほしいと彼は願っている。
👉『スーパーに就職するなら、「店長」がいちばん面白い!』連載記事一覧はこちら
【イチオシ記事】「いい?」と聞かれ、抵抗なく頷いた。優しく服を脱がされてキスを交わす。髪を撫でられ、身体を撫でられ下着姿にされた。そして…