開会式の翌日に男子サーブル個人戦、女子エペ個人戦が行われるも、男子サーブルの島村智博、吉田健人は初戦で、ストリート海飛は2回戦敗退。女子エペの佐藤希望はベスト16。

翌日の女子フルーレ、男子エペには個人戦でのメダル獲得が期待される選手が揃い、上野優佳は8位入賞を果たすも、東晟良、姉の東莉央は2回戦敗退。男子エペの山田優は8位入賞も見延和靖、加納虹輝は3回戦で敗退。

さらに個人戦最終日の女子サーブル、男子フルーレが開催された26日も、青木千佳が初戦、田村紀佳が2回戦、江村美咲が3回戦敗退。

最後の砦となった男子フルーレも敷根崇裕が準決勝進出を果たすも3位決定戦で敗れ、松山恭助も3回戦で1本勝負の末に惜敗。西藤俊哉も同じく3回戦で敗れ、個人戦でメダルを獲得することはかなわなかった。

抱くのは悔しさと焦り。だが、落ち込むばかりではいられない。

「男子フルーレで崇裕が負けた時、僕もちきしょー、と思うわけですよ(笑)。もう悔しくて、悔しくて。恭助もこれまでの戦い、確率で見たら一本勝負にめっぽう強いので、内心は一本勝負に行った時点で〝よし、行ける〟と思っていた。

でもその1本がとれないのが五輪なのか、と。でもまだすべてが終わったわけではないんだから、ここで切り替えて団体で行くしかない。(日本が出場権を得られなかった)女子エペの団体で1日空いたので、ここでリセットしてもう一度ここから行くぞ、と。

ロンドンとリオは(テレビ中継の)解説だったので、今回は純粋に僕も見る立場、フェンシングに携わる1人として応援して、一緒に戦っていました」

男子サーブルが9位、女子フルーレが6位と厳しい戦いが続く中、迎えた7月30 日。男子エペ団体戦。初戦のアメリカに苦戦を強いられ、一時は8点差をつけられ、あわや初戦敗退か、という状況まで追い詰められた。