バーマンの特徴

バーマンは丸い顔にローマンシェイプと呼ばれる個性的な鼻、三角の耳に、美しく澄んだ青い目をしています。

中型よりやや大きく、標準体重は3~7㎏程度のロング&サブスタンシャルタイプです。

被毛はミディアムロングのシングルコートで、ウサギの毛のようにサラサラしています。

最も特徴的なのは、白い手袋と靴下を履いたような四肢の先です。手の方はミトンまたはグローブ、足の方はレースと呼ばれます。

バーマンの性格

バーマンは落ち着いていて優しく、大きな体の甘えん坊です。家族を愛し、ほかの猫や犬とも上手に接します。辛抱強い面があるため、人間の子どもとの付き合い方も大変上手です。

家族みんなと仲良くできる猫ですが、気に入った相手には家の中で付きまとうほどの愛情を示します。

バーマンは大好きな人の気を引くために、パソコンの入力や新聞を読むこと、洗濯物をたたむことなどのお手伝いをしようとすることがありますが、ほとんど役に立たないでしょう。

(株式会社シムネット運用サイト「みんなの猫図鑑」より引用)

ふふふ、笑える。

一言でいうと、犬のような性格の猫らしい。海外では、バーマンは人を癒すペットセラピーとしても知られているようだ。

よし、この猫種に決めた!

わたしはとあるペットショップの「新着子猫情報」で気になる写真を見つけ、すぐに電話をかけた。バーマンは、ブリーダーから直接譲渡してもらうのがよいぐらい、なかなか市場に出ない猫だった。

「まだこの子猫はいますか?」

「はい、いらっしゃいますよ」

なぜ、猫に対して敬語なのかわからないが、店の方針なのだろう。わたしは、はやる気持ちを抑え、早朝の電車に飛び乗った。電車を乗り換え、タクシーで向かう。