【前回の記事を読む】"プライドが高い"という言葉のイメージはなぜ悪い? 「プライド」と「自信」の違いとそのバランスの取り方とは

第1章 人間力

ネガティブな印象の正体は!?

私は、ひょっとすると、プライドの正体があるのではなくて、自信や矜持を包むようにプライドが存在する、のではないかと思い始めました。

自信や矜持がない人は、過度に、『人からの評価』や『自分の自尊心を守ること』を気にします。上司や目上の人にはぺこぺこする一方で、部下や同僚にはつっけんどんな対応をしたりします。これは自信のなさの現れではないかと思います。

つまり、見えているのは『プライド』ではなくて、自尊心そのものなのかもしれないですね。

また、人を見下すような態度をとる人は、常に自信のない自分が安心できるように自分より劣る人を見つけることに心血を注ぎます。そうです。自信がないために、自分を大きく見せるために『プライド』だけが前面に出てくるように見えるのです。

しかし、この実態は『プライド』ではないと私は思います。

プライドとは自分が持っている、自信や矜持があり、それを誇ること、だと考えています。

これは話にならないのですが、相手が女性のとき、たとえ上司であっても明らかに

態度が違う人、これはプライドとか自信以前、人としての資質を疑われますね。もちろんSHADOにはそんな人はいませんが。

自信や矜持のない人のエゴを見て、プライドが高いから、なんて思う訳ですから、プライドという言葉自体、とても印象が悪いです。

なんてかわいそうなプライド!?