システムは組織、機能(部門)、職務(役割)、タスクのレベルで発生する。組織システムは数多(あまた)あれど、最も優れた成果を生むと私が考えるシステムが次の4つだ。

・営業の採用システム

・セールスレディネスシステム

・営業トレーニングシステム

・営業マネジメントシステム

昔からこれらの名称を使用していたわけではない。「セールスレディネス」が一般的な用語となる前は、私はこのシステムを「営業サポートシステム」と呼んでいた。営業トレーニングシステムは厳密にいうとセールスレディネスの一部だが、変化する部分が多くあり重要であるため別個のシステムとして取り扱う。

また、営業トレーニングシステムにもサブシステムが存在する。「営業熟達と行動変容の5段階」だ。

どのシステムにも目的があり、最高の結果を出すには、あらゆる部分が存在し最高水準で機能している必要がある。クリティカルシンキングを用いると組織システムの各部分の関係性を分析できる。そうすれば、ビジネスの成果を向上させる方法についてよりよい意思決定を行うことが可能となる。

概要

この章では12のビルディングブロックを紹介し、それぞれの特徴と、すべてが組み合わさって統一体をなすのだと説明した。ただし、この段階で認識しておくべきことがもうひとつある。ビルディングブロックは状況に応じて使用可能だということだ。つまり、ビルディングブロックは一連のステップとしての使用が推奨されているわけではまったくない。

これについては後の章を読めばもっとよくわかるだろうし、自分がどのブロックに注目すべきかも理解できるようになるはずだ。

また、システム思考を使用して相互依存性を作り出すこと、採用、レディネス、トレーニング、マネジメントという4つのシステムがビルディングブロックを支え組織横断的な連携を生むことについても説明した。

次の章では、最初のビルディングブロックである顧客理解について説明する。

 

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