昭和記念公園 2010年11月9日 クッキー3才8か月

昭和記念公園は、さまざまな種類の樹木が茂り、広大な原っぱとボートの浮かぶ池や、変化に富んだ遊歩道を備えた、緑豊かで明るい公園です。入口から入り、いちょう並木とせせらぎの道をそぞろ進んでいくと、心を解き放たれたような開放感に満たされていきます。

春のポピー、夏の花火、秋のコスモス、冬のイルミネーションなど、四季折々のイベントの他、一年中、花が絶えることはありません。

クッキーが我が家に来る前、トウサン・カアサンは、貸し自転車で園内を巡り、花や鳥の観察を愉しみました。ことに広葉樹の葉が落ちた晩秋から、芽吹きの季節までは、ヒヨドリやシジュウカラ、ムクドリのようなおなじみの種類の他、コゲラ、ツグミ、モズ、季節の水鳥など、素人にも見つけられて愉しい。

バード・サンクチュアリの観察窓から見える人工の土手にカワセミの巣が作られていると聞いて、観察窓に張り付いていたことが何回かありますが、一度も会えませんでした。

クッキーが来てからは、公園の楽しみ方は、クッキー本位になりました。自転車に乗れない(彼女は、暴れてバスケットから飛び出してしまう)、パークトレインにも乗れない(ペットお断り)で、隅々まで行くのはしんどい。

クッキーは、原っぱさえあればご機嫌。広大な原っぱは、芝の手入れも行き届いていて、足にやさしく、快適なのでしょう。彼女は、元気いっぱいに、楽しそうに走り、跳ぶ。

疲れたら、木陰にシートを広げてごろり。大きな空と流れる雲は、癒やしそのもの。

ふと思いついたときに行きたくなる公園です。

 
 

次回更新は7月10日(木)、18時の予定です。

 

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