【前回の記事を読む】「弟には負けない!」クッキーの中での序列ではカアサンが1番で、クッキーが2番、トウサンが3番なのでクッキーは全力で……!

ナビゲーター? 2010年9月24日 クッキー3才6か月

週末の午後は、天気さえよければ、クッキーと一緒に車で出かけます。大方は公園へ。

その他諸々。で、クッキーは、家へ帰るルートと、公園へのルートは、すっかり頭に入れているらしい。

公園へ行こう! 彼女は、車に乗ったときから、ルンルン。座ってなんかいられない。立ち上がって窓に張り付いて、外をせわしく眺めている。1つ手前の交差点の“カチカチ”で、運転手に向かって「ワンワン! ワワーン!」。駐車場ゲートではさらに金切り声を上げる。運転手は間違いようがない。チョットやかましいナビゲーターです。

クッキーは、運転にもうるさい。車を発進させようとしてギア操作やハンドル操作を始めると、彼女は、運転手に向かって「ウァオ」と注意する。オーディオ操作しようとする運転手の手を攻撃しようとする。カアサンがオーディオをいじっても何も文句を言わないのにねー。「運転中は、オーディオいじっちゃダメ!」ということですか? クッキー?

外出の帰りには、クッキーは疲れてカアサンの膝の上で眠っていることが多い。けれど、ウインカーが“カチカチ”と鳴るたびに、ムクッと起きあがって、外を確認する。

我が家の2つ手前の交差点あたりから、彼女はスタンバイ。1つ手前の交差点では、運転手に向かって「ウー、ワン!」「ワンワン! ここ曲がって!」と大声でナビゲート。駐車場入口では、さらにわめいて、もがいて、運転手が間違いなく駐車場に入るように注意する。

彼女は、徒歩で散歩に出たときも、帰り道とわかると、家に向かって脇目もふらずに走り出す。ひたすら、リードを引っ張って。トウサン・カアサンは、懸命に追いかける。だから、車のお出かけでも、家へ早く帰りたい気持ちで興奮するのでしょう。

クッキーのパワーは、外出先の駐車場でも。帰り時、「さあ、帰るよ。クッキー、クッキーの車は?」「クッキーの車はどこ?」。

クッキーは、俄然張り切って、小走りで探し始める。もちろん、たくさんの車が入っているところでは、ウチの車が置いてある方向へ誘導しながら。「クッキーの車はどこ?」。走り回った彼女は、やがて、自分の車を見つけ出して、ドアのところで立ち上がって知らせます。スカスカで見渡せる駐車場では、一目散に自分の車のところに跳んでいく。

思わず拍手。何の特徴もない普通のセダンなのに、どうしてわかるの? 親ばかトウサン・カアサンは、彼女の能力に感動。