2次試験:グループ討論とMMI
- グループ討論(10分)
部屋に、4名(女子)が各受験カテゴリ(総合入試、同窓生子女、新潟県枠、付属校)から1名ずつ集められるというグループ構成。お互いに意見を出し、話し合って、意見をまとめて発表するまでのプロセスが評価されます。
面接官(男性2名)のほか外部カメラもあります。机上には2枚の紙(1枚は問題用紙、もう1枚はメモ用紙)、ボールペンが用意されていました。入室後、自己紹介をして、問題を1~ 2分黙読のあと4人で討論です。
問題の内容:
あなたは医者で、手荒れがひどいと訴えてきた患者がいました。その患者は菜食主義者で野菜以外をまったく食べない。原因はそこにあるとわかっている。医師としてあなたは野菜だけではなく肉も食べるように伝えたところ、病気はよくなりたいけど、菜食主義を変えるつもりはないと拒否。この患者に最初なんと声をかけるか(ファーストコンタクトをどうするか)。患者さんがどうしても納得しない場合、どのように改善・解決していきますか?
試験開始直後、誰から話すべきかで受験生が沈黙します。時間が止まりそうな気配をとっさに感じたので、私から声を出し進行役的な役割を引き受けました。意見が活発に交換でき、建設的な意見がまとまり、最終発表が終わったところで終了合図でした。
左側の面接官は終始うなずきながら見守ってくださっていた感じですが、右側の試験官はずっと無表情でした。気をつけたことは敬語は使わず、日常の会話のように声色、声の大きさ(マスクPART 4 総合型入試(旧AO 入試)42をしているので)、目の表情を意識しました。
【イチオシ記事】妻の姉をソファーに連れて行き、そこにそっと横たえた。彼女は泣き続けながらも、それに抵抗することはなかった