エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 人気連載ピックアップ 2025.02.28 「売れ残り」の他の犬たちと一緒に小さな檻へ入れられた。さわられてさわがれて。にんげんがとても怖くて、とてもきらいになった。 【前回記事を読む】「この子がそばにいたらくさくて吐き気がして具合悪くなっちゃう」ママはもうさわってくれなかった。そして、わたしは返品された。 次回更新は3月1日(土)、18時の予定です。 【イチオシ記事】あの人は私を磔にして喜んでいた。私もそれをされて喜んでいた。初めて体を滅茶苦茶にされたときのように、体の奥底がさっきよりも熱くなった。 【注目記事】3ヶ月前に失踪した女性は死後数日経っていた――いつ殺害され、いつこの場所に遺棄されたのか?
エッセイ 『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』 【第12回】 山口 ゆり子 姉がトイレへ行った隙に…夫は私の腰を抱きよせ、肩にアゴを軽く乗せてきた。「無理しないで」と言われて、身体を預けると… 【前回記事を読む】看護師になり数年経ったある日、姉は自室から出てこなくなった…その日『夜になったら部屋を覗こう』と思っていたのに…すると亜希子はおもむろに、何かのパンフレットを取り出した。「来月からアメリカに二年間、研修に行くからね」郁子は話題が変わって少しホッとしていた。ところがそれも束の間、先ほどよりも深くなった亜希子の心の闇に共鳴する何かに心を揺さぶられて、郁子はまるで船酔いの時のような気…
小説 『僕が奪ったきみの時間は』 【第24回】 小西 一誠 妊娠させてしまった高校時代の彼女に会いたい――あの頃目を背けて逃げた僕は、たとえ今さらでも彼女に謝りたい 【前回の記事を読む】高校生時代にできた子どもを、必死に隠してきた——「受け止めてくれる」と信じた相手に、初めて打ち明けてみた結果……意外にも人間性や性格が変わった瞬間というのは、地味であっけないものだ。もっと歓喜するべきなのかもしれないが、前園さんは変わらず静かに俯いている。どうしてそんな表情をしているのか。晴れて友達となったのだから、その権限をもって訊くべきだろうか。それとも、あえて詮索しない…