2.本論

2-2 設置通訳者

③設置日数・時間

*設置が月に2回だけでは少なすぎる。

*聴覚障がい者は通訳者の勤務日にあわせて来庁しなければならず、合理的配慮に欠ける。

*設置時間が短いため、ろう者がその時間帯に来庁するのが難しい。

*利用者数を考えると、設置日時の限定は仕様がないことだと思う。

*週2日しか通訳がいない。不在日は、窓口にタブレットを設置してはどうか。

*限られた時間しか通訳者がいないため、TV電話などの整備も必要だが、人と人とが話す中で見えてくる問題もあると思う。

④業務内容・役割、業務量

*設置通訳者の役割が不明確。

*役割があいまい。相談支援も担うのか。養成講座、各種講座も担うのか。

*他業務をしながらの対応で、通訳としての業務に重きをおいてない自治体が多い。

*窓口にいても、実際に通訳をする時間は少ない。ほとんどの時間は事務補助をしている。

*来庁者の通訳のみ行えば良いという考えを改めてほしい。もっと違う役割や業務があることの周知。

*設置ということばに縛られて窓口や役所内での業務に限定されている。専任通訳者という名称を広め、専任の業務ができるようにすべき。

*聴覚障害関連の職務内容が増加しているが、設置者の人数が増えないので余裕を持った仕事ができない。