4月21日(木)6日目 魚津 富山市 富山県庁 新湊 氷見 七尾
走行距離 106.2km/STAGE累計距離 658.8km/総累計距離(37日目)3630.57km
昨日宿泊したホテルは主に北陸一帯をチェーン展開しているが、ここ魚津のホテルは大浴場にサウナや露天風呂も付いていて、また何と言っても北陸故に白いご飯がとても美味しく、コストパフォーマンス的にも大満足で、次回も利用しようと思った。
当初15時からの降雨予報が18時以降へ変わった事で油断したのか? うっかり寝過ごしてしまい、昨日より更に30分遅れでホテルをスタートするが、富山は幼少時より訪れていた土地勘のあるところなので、特に焦る必要もなく、富山市内から難なく21カ所目のチェックポイントである富山県庁へ到着する。
そしてここから新湊を目指し、以前観た映画のロケ地を訪ねてみようと新湊大橋を渡ろうとすると、何と、自転車歩行者は通行禁止だと? ただ対岸へ渡らないと、新湊始め今日の目的地である能登方面へも行けないので、まずは引き返したが渡れる橋が見当たらず、結局大きく迂回して距離をロスする事になった。
それで何とか取り戻そうと焦って一気に漕いでいる内に、当初の目的地であった新湊をいつの間にか通過していた。
この辺りは日本のベニスとも言われる通りに運河が張り巡らされており、GPSでその都度橋の位置を確認してから進行しなければならない。
どうも噛み合わないこんな日は先を急ぐに限ると氷見まで一気に突っ走り、この後は一本道で七尾まで行けるというところまで来てやっと安堵して、遅めの昼食休憩に入った。
ここからの海岸線は追い風基調もあって、今までのロスを一掃する位快適に走行する事が出来て、左折から半島を横断するための登坂区間をやり過ごして下れば、そこは七尾であり、雨が降る前の16時過ぎには到着出来た。
今日はいつものルートインであり、慣れた動線経路を辿ってコインランドリーへ行くと、3台全て回っており、これはまずいと大浴場内を見ると、2台の内1台が空いていたおかげで洗濯難民から逃れられ、どうやら最後にしっかりと噛み合った様だ。
夜は雨が降る中ホテル近くの寿司屋へ飛び込んだ。旅の中では寿司屋が一番その土地の食や雰囲気というものを感じられるのでよく利用するが、酢の物盛り合わせをあてにビールを飲みながら、どんなネタが出てくるのか、ワクワクしながら待つのであった。
【前回の記事を読む】「トンネルを通過したら、何と路面が乾いていて、雨もどうやら降っていないぞ」北アルプスの景色はペダルを漕ぐ足を何度も止めた
次回更新は6月23日(日)、8時の予定です。