エッセイ 小説 詩 せつなさ 恋 2024.05.26 初めて貴方を恋しいと思った。帰りたい、夢の中に。もう此処に貴方はいないから。 便 乗 苦い涙を飲み込んで 甘い唾液を吐きだした 蟻がそれを求めて ゾロゾロと 分けてあげたくもないから 全部踏み潰した 一匹残らず 踏み殺した 私に便乗して 楽するなんて 許さない 許さない だから消した 私はもう 損をしたくないから
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第6回】 春山 大樹 急に連絡が途絶えたストーカー男の様子見に、家を訪ねた。電気は点いているのに返事がない。こじ開けたドアの向こう、見えたのは… 【前回の記事を読む】ストーカー気質の男の相談で探偵事務所を訪れた。「大抵の男はこれで震えあがる」とすすめられたオプションは…林良祐の家は都心の住宅街にあった。築40年以上は経っているであろう古ぼけた2階建ての木造家屋で、周囲は塀で囲まれているが庭は非常に狭く、そこに植えているというより勝手に生い茂ったような笹が周囲からの目隠しになっていた。西側に細い路地があり、そちら側に庭の小さなゲートがあり、…
小説 『あら、50歳独身いいかも![2025年話題作ピックアップ]』 【第11回】 武 きき 母親から「美樹さん、涼真とおいくつ違うの?」涙ぐむ美樹。しかし思わぬサプライズが待っていた…! 【前回の記事を読む】「お願い止めて、仕事中よ」「キスしたいが口紅が落ちるから我慢する。夜、たっぷりするから覚悟をしていてね」「……早い展開。ええー、何着て行こう。心配になってきた」「明日、買い物行こうか」「行きたい! 是非!」「珍しいな、買い物に行こうって言うのは」「だって、少しでも綺麗に見えるように行きたいの」「美樹はそのままで十分だよ」「もう~、嬉しい事言うんだから」チュッと頬にしたら、唇に…