渋滞中のクルマが列を譲るときの考え方

道路が渋滞しているとき、脇の細い道から太い道へ入りたがっているクルマを見かけることがあります。そのときに、どのような行動をとるべきなのでしょうか。

時折、太い道にいるクルマが細い道からくるクルマを、1台だけでなく2台も3台も入れている場合があります。これは本当に良いのでしょうか。

もちろん、本人は良いことをしているつもりでしょう。しかし、これは絶対にしてはいけません。

それはなぜなのでしょうか。

もしかしたら、自分の後ろに並んでいる後続車のなかには、病院の予約に間に合わないとか、学校に遅刻しそうだとか、急ぎたい事情を抱えている人がいるかもしれません。それなのに、自分の目の前で2台も3台もクルマを入れられれば、イライラしても不思議ではありません。

場合によっては、後ろからクラクションを鳴らされたり、パッシングされるなどの嫌がらせを受けることになります。自分は何も悪いことはしていないつもりでも後ろのクルマは大変迷惑しています。入れてあげるのは1台だけにして、2台、3台は絶対に入れてはいけません。