小説 詩 恋愛 2024.05.05 詩集「ホロス」より三篇 女 白い布を纏って 今日も私は波 もうすぐ満ち潮 その時赤く染まる 血の海で 私の中の魔物たち するすると溶けてゆく 【前回の記事を読む】詩集「ホロス」より三篇 【注目記事】あの日深夜に主人の部屋での出来事があってから気持ちが揺らぎ、つい聞き耳を… 【人気記事】ある日突然の呼び出し。一般社員には生涯縁のない本社人事部に足を踏み入れると…
小説 『愛と慟哭の果て』 【第4回】 和泉 順 刑事が犯した致命的なミス。緊急指令で出動した刑事は、拳銃を持つ強奪犯の元に防弾チョッキを装着せずそのまま突入してしまい… 【前回の記事を読む】病院から返ってきた彼は別人だった。物足りないと感じていた彼との行為は長く激しくなり、私は初めて絶頂で意識を失って…妻の美幸と二人の子供が、苦しい息遣いで横たわる長谷川をICUの窓越しに祈るように見つめていた。長谷川は神奈川県警加賀町警察署の刑事課強行犯係の巡査長だ。長谷川は二日前の午前十一時頃に、上司の横地係長と警察車両で横浜元町にある宝石店に急行していた。同店より、宝石と貴…
エッセイ 『Return Journey[注目連載ピックアップ]』 【第21回】 福井 研一 右手で箸が持てなくなるのに5年。きっとさらに5年後には左手も…やがて脚も呼吸機能も落ちていく… 【前回記事を読む】宅飲み中のトイレで転んだ。痛さはなかったが、ジンジン熱い…しばらくするとポタリポタリと床に真っ赤な液体が落ち始めて…私がゴルフパターを整理していると、後ろからフワッと香水まではキツくない、 オーデコロンの匂いを漂わせて現れた。 オーデコロンなのか、ヘアトニックの匂いなのか分からないが、イケおじ特有のあの匂い。当時、雑誌LEONの影響なのか、ちょいワルおやじ、という新種が街に溢れ…