【第6波】(2022年2月~6月 致死率0・17%)

2022年2月2日をピークとする波である。全国の一日当たりの新規感染者数は10万447人を記録した。初めて10万人を突破し過去最多を更新した。

【第7波】(2022年7月~9月 致死率0・11%)

2022年8月24日をピークとする波である。全国の一日当たりの新規感染者数は7969人を記録した。

・10月11日、全国旅行支援が開始された。

【第8波】(2022年10月~2023年9月 致死率0・18%)

2023年1月7日をピークとする波である。全国の一日当たりの新規感染者は9475人を記録した。

・ 新規感染者数の発表が「全数把握」から「定点把握」に変更された。

・ 新型コロナウイルスが感染法上の2類から5類に移行した。

・ 5月8日、WHOからオミクロン株が「変異株EG・B」へと置き換わりが進んでいるとの発表があった。

【第9波】(2023年9月~)

・ 10月3日、ノーベル生理学・医学賞が、カタリン・カリコ氏、ドリュー・ワイスマン教授に贈られた。新型コロナウイルスに対する「mRNAワクチン」につながる基礎技術が評価された。

(2023年1月15日付、22日付、10月3日付の朝日新聞より)

パンデミックで一変した私たちの社会

3年に及ぶ新型コロナウイルス禍は、私たちの社会に様々な影響を及ぼしている。

航空、鉄道などの交通業界、観光業界、飲食業界などが大きな打撃を受けた。オンライン会議や在宅業務など働き方に大きな変化が起こった。失業率が高くなり職を失う人も増えた。

外出制限や人と人との接触制限などで人付き合いが希薄になった。コロナ感染者や家族に対するいわれのない差別意識の発生や行き過ぎた同調圧力の動きなど心理的な分断も広がってきた。

 

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