エッセイ 小説 詩 せつなさ 恋 2024.02.28 優しくて温かい君の呼吸を覚えてる。君に会えて本当に良かったよ。 わたがしに触れたように 【第2回】 小林 世以子 切なくて苦しくて、それでも君に出会えてよかった この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 恋のよろこびと試練、日常のささやかな愛、等身大の自分……鮮やかでまっすぐな言葉がつめこまれた、100篇の詩を収録。※本記事は、小林世以子氏の書籍『わたがしに触れたように』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 優しさ・欲望 約 束 君の呼吸を覚えている。 優しく 温かく ゆっくりと肺を動かし 体を膨らませていたね。 君に会えて良かった。 ねえ 君に会えて本当に良かったよ。
小説 『背徳と熟愛のはざまで』 【新連載】 水沢 むつき 47歳バツイチ教師の私が溺れた“やめられない快楽”――年下の彼との恋は破滅か、それとも…… 今まで47年間生きてきた中で経験したこともない。こんなに優しく体を愛撫されただけで、何度も押し寄せる絶頂の連続。私が今までしてきたセックスは何だったのか。ただ、これは女性用風俗(略して“女風”)の性的マッサージ。女性は男性セラピストに報酬を支払い、挿入行為はないことを約束して受ける性感マッサージ。「はじめまして」からの会話の後、シャワーから始まり、キス、指圧マッサージ、オイルやパウダーを使ったマ…
小説 『標本室の男[注目連載ピックアップ]』 【第15回】 均埜 権兵衛 人工皮膚がナースステーションに届いた——長らく病院で過ごしていた彼に使うはずだったが……あと一歩、間に合わなかった。 【前回の記事を読む】水商売風の若い女が単独事故…幸い怪我はなかったが、車は自走困難な状態に。原因を探ると、とある問題が浮き彫りとなり……その日の夕刊に小さな記事が載った。『本日午後二時頃市内の××小学校で改修工事前の備品整理を行なったところ、一階の理科標本室から人体骨格標本一体が紛失していることが判明し、校長が警察に届け出た。当該標本は理科用教材として同室に保管していたもので、いつ頃紛失したのか…