実際に、新築やリフォームのご相談では、この時期的な方位に関するご相談が最も多いのです。多くの方が引っ越しをしてから良くないことが続くとか、体調が悪くなった、などの変化を感じたことから、こういった方位によって影響を受けるのだと学ばれたようです。私自身も現場の経験や体験から多くのことを学び研究しています。そして、伝統的な教えに、新たに実証が得られたもの、効果が高いと判断したものを取り入れながら、現代的な風水家相を提唱しています。

 我が家の家相は大丈夫?

「家って怖い」そう感じたことはありませんか?

私のところに相談に来られる方の多くが、親や親戚、近所の人から家にまつわる良くない話を聞かされた経験をお持ちでした。

「近所のご主人が家を建てたら、亡くなった」

「家をリフォームして間もなく、事故にあった」

「引っ越しをしてから体調が悪くなり入院した」

「井戸を埋めて新居を建てたら、家族がバラバラになった」なんていう話です。といって、いきなり脅かすわけではないのですが、ただ実際によくある話なんです。

この書籍を手に取ってくださったあなたも、きっと何かしら家にまつわる不安をお持ちなのでしょう。状況はそれぞれ違うはずで、これから家を建てようとご計画中の方、親御さんとの同居を視野にリフォームを考えている方、子供部屋が必要でマンションの購入を検討中の方、すでに家を建てた方、賃貸にお住まいの方など様々だと思います。

それでも皆さんに共通しているのは、我が家の家相は大丈夫なのだろうか、もし悪ければ改善策はあるのだろうか……。

そんなお悩みなのではないでしょうか。ネットや書籍で調べれば調べるほど凶相に当てはまる気がして悩みが膨らんでいく。勇気を出して専門家に相談しても、悪い箇所ばかりを指摘されて不安が増しただけだった、なんて方も多くいます。そんな方々が悲壮な面持ちで私の元へご相談に来られます。

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