【前回の記事を読む】少女は「自分は心の広い、優しい、謙虚な人間だ」という自覚がうぬぼれであると気づく
15才(中学3年秋~中学卒業) 1971年10月27日(水)~1972年3月16日(木)
12月8日(水)
定期テスト3日目(家・社)
とてもむずかしくて自信がありませんでした。今日は朝早く家を出て学校にも早く着きました。よく勉強したはずなのですが、てんでだめのようです。私は勉強のやり方がとても悪いんじゃないかとよく心配します。
先生は安心していてもいいとおっしゃっているのですが私は他の人達を見ていると自分が情けなく思えてくるのです。もっと自分にきびしくして自分のいけないところをふりかえって反省すべきです。
おそうじの時、寒くて水ぶきがしたくなかったので今日も早く終わろうと、掃くだけにしてしまおうと思っていると、先生がいらっしゃって水ぶきをしなくてはならなくなりました。でもそれがあたりまえのことなので変な気持ちも起こりませんでした。
でも班長になった以上、責任が重いのですから、それだけのことはやらないといけません。ついへまばかりやっては石丸さんに助けてもらうしまつです。
私よりも石丸さんのほうがとてもしっかりしているようなので、めんぼくないです。試験はあと一日。がんばりましょう! あと一日ですね。
現在 午前1時40分 経過
では!
12月9日(木)
定期テスト4日目、最後の日(理・美)
美術は何も勉強していなかったのでほとんど答えられませんでした。二つともとてもむずかしくて、理科は化学反応式やら何やらたくさん出てとても不安でした。でもやっと定期が終わって安心しています。
あっ、まだ音楽のテストがこの次の時間に行なわれます。