【前回の記事を読む】怖がらずに勇気を出して!夢を叶えるための「応援される環境」づくりとは?

2章 応援されるための環境作り

心を鍛える

僕は小学校の時、一度だけ授業をズル休みしたことがあります。その日はみんなの前で作文を読む、国語のスピーチテストがありました。しかし、僕は人前に出て喋ることが大の苦手で、その日は仮病を使い学校を休んでしまいました。外向きにはメンタルが強そうに装っていますが、基本的にメンタルは弱く、人の目を気にしたり、何か嫌なことがあればすぐに落ち込み引きずってしまう性格です。

しかし、僕は「心も筋肉と同じで鍛えれば強くなるのではないか」と考え、心を鍛えることに挑戦しました。心を鍛えるというのは、物事に対しての捉え方を変えるということです。勉強してわかったのですが、心は自分の考え方でプラスにもマイナスにも変更できるそうです。つまり自分自身が“選べる”ということ。

例えば、何か失敗した時に、「自分はいつも失敗してダメな人間だ」とマイナスに思うこともできれば、「成功した人は必ず失敗を経験している。だから成功するまでやり続けたら自分も成功者になれる!」とプラスに解釈することもできます。

このように、マイナスな考えをするのではなく、自分が置かれた状況で常にプラスに考える癖をつけ、トレーニングをしていきました。具体的に取り組んだことは、月に10冊以上の本を読んだり、日頃からプラスの捉え方をする人と多くの時間を過ごしたことです。そのおかげもあり、今は周りから否定的な言葉を浴びたり、何か嫌なことがあっても立ち止まることなく前に進むことができています。

とはいっても、いまだに落ち込むこともありますが、長くても数十分で回復することができるようになっています。落ち込んでいる時間より、どうやったら解決できるのかということに時間を費やした方が、嫌な感情から解放されると考えるようになったからです。人生では、落ち込んでいても前に進むことはないので、1秒でも早く課題に立ち向かえる精神と体力を身につけた方がいいです。皆さんも心を鍛えるトレーニングは是非やってみてくださいね。