16才の頃の日記を見ても、三月は体調がすぐれないのがわかります。
そして、あの頃も、「つらい事を口には出さない」と、自分に云い聞かせて沈黙していました。でも、それが発熱につながったりしているのが、自分で云うのもおかしいけれど、かわいそうな子でした。
そして、あの3・11も起きました。三月は涙月です。
三月のある日、友人のカナリヤが死んだ。
「いところにつれてってやるの」
そういって彼女は木のぼりをする。
冬の空は
小鳥の死の色だと
ふっと
そう
感ずる。
16才の頃の日記を見ても、三月は体調がすぐれないのがわかります。
そして、あの頃も、「つらい事を口には出さない」と、自分に云い聞かせて沈黙していました。でも、それが発熱につながったりしているのが、自分で云うのもおかしいけれど、かわいそうな子でした。
そして、あの3・11も起きました。三月は涙月です。
三月のある日、友人のカナリヤが死んだ。
「いところにつれてってやるの」
そういって彼女は木のぼりをする。
冬の空は
小鳥の死の色だと
ふっと
そう
感ずる。