ルーツ

私は海の近くで生まれた

親愛なる母は

浜の砂があまりにもキラキラとして綺麗だったので

美しい砂と付けてくれた

砂のキラメキをいつまでも

持っていてという母の想い

私は浜に出てフリルのパラソルを差し白いワンピース姿で

海を見ている

サンダルを脱ぎ浜で唄いながら

カーテンコールの練習をする

舞台に立つこと

それが私のルーツ僕のルーツはお母さんに

会ったこと。