過ちを犯してしまった2年生
おはようございます。しめさんです。海員学校2年生になり、サーフィンが解禁。毎週近くの平砂浦海岸に向かった。初めて板の上に立てた時の感動は今でも忘れない。ボードの上に立てた時、M君が沖に向かい、パドルをしていた。僕が沖から波に乗り、「M君、M君。立ったよ」と言ったら、M君はちょっと悔しそうな顔をしていた。
その頃、学校が2年制から3年制になると、国から話が持ち上がっていた。3年制? ふざけるな!! もうこんな生活は嫌だ!! って思った。
外泊の時、母親に相談した。母親に「高校の資格も取れるし、3年生になりなさい」と言われ、よく考えると高校同等の資格も取れるし、後1年頑張ってみる事にした。
2年生の生活の中で1番辛い出来事は、1年生を班室に呼び出した事だ。いくら自分たちがやられたからって、同じ事をすべきではなかった。1人ひとり、名前を呼んでいき、最後に5人残った。みんなでボコボコにした。暗黙の了解で顔は殴らなかった。胸しか殴らなかったので全く効いていなかったと思うが、本当に悪い事をした。
しばらくして、1年生が誰1人としていなくなっていた。みんなで探したら、1年生がみんな制服を着て、2階の教室に座っていた。1年生が暴力を振るわれた事に対する緊急外泊だった。
P君が「テメェら何やってんだよ!!」と言って、椅子を1年生にぶん投げた。教官が「1年生は今から外泊する」と言い、2年生は「ふざけるんじゃねえよ!!」とか、「なめてんのか!!」とか言いながら、1人ひとり順番に教室から出て行った。
行き先なんて分からない、とりあえず海へ向かった。海に着き、誰も何も言わず、ただしゃがみ込んでいた。そんな時、教官が追いかけてきた。みんなで逃げた。今度は山の方に向かった。みんな山の方に向かって走り出し、教官も後からついてくる。そんな時、「まるで青春映画だね!!」とバカな事を言うヤツもいた。
山の上に着き、みんなでしゃがみ込んでいた。しばらくして教官が追いつき、「お前ら、全員帰るぞ!!」と言い、みんな何するでもなく、黙って校舎に戻った。それからしばらく何もなく、数カ月が経った。
人間って恐いですよね。1人では何も出来ない事も、集団になると平気で暴力を振ったりして、今考えると恐ろしい事です。
すみません、少し休憩させてください。
今から、ただいま製作中のカントリー家具を作ってきます。
すみません、戻ってきました。
家具の扉のハートくり抜きをしてきました。カントリー家具の事は、これから先で出てくるかもしれませんので、その時に。今日は勝手ながら見たいテレビがあるので、この辺で。お休みなさい。また明日。