自由過ぎる毎日

おはようございます。しめさんです。今日は久しぶりによく眠れました。

中学校の時の夢を見ました。自由だった毎日、授業なんて受けなかった。授業中、廊下に出ようとすると、L先生が「エスケープだよ!!」と言った。「うるせぇ、授業なんて受けるか!!」と言い返し、いつもたむろしている屋上に続く踊り場に向かう。をっ!! やってるやってる。不良グループのE君だ。

中学2年生の時は授業を受けずに、花札やトランプばかりしていました。先生、ごめんなさい。中学の時に戻ってしまってすみません。海員学校の時に話を戻しましょう。

「おはようございます」、「こんにちは」、「こんばんは」を繰り返す毎日。これでは九官鳥になってしまう。それでも悪い事ばかりではなかった。友達がたくさんできた。超仲良しになったのは、M君とN君、なんでも相談しました。

月に2回ある外出の日は、何度も家を行ったり来たりしました。僕の家に泊まりに来た時は、僕の母が焼酎のセットを用意したりしてくれた。家の母親はなんて気が利くんだ!! そんな事を思ったりした。

次の日、M君をいさ君に会わせた。すぐに気が合ったみたいで、すぐに仲良くなった。いさ君の先輩も来ていて、単車のXJ400をM君に貸した。しかし、いつになってもM君は帰ってこない。30分後、M君は帰ってきた。単車を転ばしてしまったのである。単車は傷だらけだった。先輩は怒らずに、「怪我がなくて良かった」と言ってくれた。

ほかにも、何人か家に来ては、近くの荒川まで行き、僕の愛車だったNS250Rに乗り、よく遊んだ。海員学校の友達が家に来ない時は、いつもいさ君の家に行き遊んでいました。いさ君が20歳で結婚するまでの間、いさ君の家は溜り場でした。ちょっと暇があるとふらっといさ君の家に行くとみんな揃っているといった感じでした。

いさ君はいつも最先端の服や雑貨などを持っていて、僕の憧れの存在でもありました。いさ君が結婚した時は、お嫁さんにいさ君をとられた気分になった事を思い出します。

それから数カ月経ったある日、1年生全員が、教官当直室から一番離れた班室に呼ばれた。ただならぬ雰囲気。2年生全員が2段ベッドの上と、ベッドの1段目にいて、こっちを睨んでいた。1年生が全員正座させられ、1人ずつ名前を呼ばれていった。「お前は残れ!!」、「お前は帰っていい!!」、次は僕の番だ。緊張したが、「お前は帰っていいよ」と言われ、残されなかった。

自分の班室に戻ると、「ボカッ」、「ドン」など変な音が聞こえてきた。残されたのは、高校を卒業して入学してきたGTだった。「お前が一番ふてえんだよ!!」と先輩たちの声が廊下に響いていた。(ふてえ、とは生意気っていう意味です)

次の朝、GTは何もなかったかのように過ごしていた。「大丈夫?」って聞くと、「全然大丈夫だよ」と言っていた。どうやらゴミ箱を頭から被せられて、ボコボコに殴られたらしい。僕は残されなかったので安心したのですがGTの事を思うとやるせない気分でした。

ちょっと疲れてしまいました。今日はこれくらいにしてください。お休みなさい。