小説 小説 恋愛 2022.06.19 61歳、看護師の女性。彼女を戸惑わせたメールの内容は… 終恋 【第1回】 高生 椰子 たとえ何があっても、決して後悔はしない。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ※本記事は、高生椰子氏の小説『終恋 —SHUREN—』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 初恋から45年後の再会 歩んだ人生は違っていたが、想いは同じだった。 45年間を埋めるように最後の恋に賭けた二人。 終活の中での終恋(しゅうれん)、残された時間は限られている。 たとえ何があっても、 私たちはこの恋を決して後悔はしない。 てつや ことり
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第23回】 月川 みのり 抱き上げられて寝室へ…彼は「泣かないで」と言いながらも、激しく求めてきて…指先で触れられるたび涙が止まらない。 【前回記事を読む】「最近、息子の様子がおかしい」と私に打ち明けた義母…迷ったが全て話すことにした。夫とあの女性の話や、私たちの事情を正直に…「ずっと黙っていてごめんなさい」帳場の机を挟んで、よし子は雅彦と向き合っていた。「私、怖かったんです。あなたに嫌われるのが。しつこいと思われるのが。だから距離を置いた。でも、それは間違いでした」雅彦は無言でよし子を見ていた。帳簿の上に置かれた両手が、微かに震…
小説 『ブルー、ヘヴンリー・ブルー』 【第2回】 蓬莱 ゆふき 突然の解雇だった。濡れ衣を着せられ、妻子もいるのに――大使館の現地採用スタッフが、いつも理不尽に解雇されている現実 【前回記事を読む】アフリカ民族の寿命は短い。生まれても体が小さく、栄養失調で死ぬ子どもは3割以上。コレラやHIVも蔓延し、平均寿命は30代後半だコピーの丘で有り余るほどの時間、ひたすら落日を待っている。時は初夏。見下ろす街は、ジャカランダが暮色に溶けてミカの涙でにじんでいる。自然はミカを、この地にただ一人放り出しているような孤独を感じ、無力な自分を情けなく思い、また、これからの家族のことを考える…