認知症の人が見る景色 正しい理解と寄り添う介護のために
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年4月7日
ISBN 9784344933668
判型 4-6
・
168ページ
価格1,400円+税
認知症の人には、もの忘れが激しくなるなどの症状が現れますが、そもそも、当人の暮らしを取り巻く環境や世界(景色)の見え方が、通常の人とは違ってくるようです。
認知症の人が見る景色がどんなものか、今まであまり考えられたことはありませんでした。この本では、これまでに明らかになった認知症研究の成果や、認知症の人の生活を基に、当人が見ているであろう景色を描いてみたいと思います。
認知症の人が見る景色を理解していただいたうえで、認知症の人に接することができれば、認知症の人の心にさらに寄り添うことができ、結果としてよりよい介護に繋がるでしょう。(著者より)
認知症の人が見る景色がどんなものか、今まであまり考えられたことはありませんでした。この本では、これまでに明らかになった認知症研究の成果や、認知症の人の生活を基に、当人が見ているであろう景色を描いてみたいと思います。
認知症の人が見る景色を理解していただいたうえで、認知症の人に接することができれば、認知症の人の心にさらに寄り添うことができ、結果としてよりよい介護に繋がるでしょう。(著者より)
目次
- 第一部
- 認知症の人が見る景色 ―認知症と時間・場所―
- 第1章 認知症とは
- Ⅰ どうなれば認知症?
- Ⅱ 認知症の起こり方
- 第2章 認知症の人の景色
- Ⅰ 時の過ぎ行くままに
- Ⅱ 所が変わる
- 第3章 独自の時空にいる認知症の人と接する
- Ⅰ 勝手時計を想いやる
- Ⅱ 認知症の人の所を想う
- Ⅲ 認知症の人と楽しく過ごそう
- まとめ
- 第二部
- 認知症についてもう少し考えてみよう
- 第1章 認知症ともの忘れ
- 第2章 どうなると認知症なのか
- 第3章 認知症の認知機能障害(中核症状)と行動・心理症状(周辺症状)
- 第4章 認知症疾患の診断
- 第5章 認知症疾患の予防と治療
- 第6章 アルツハイマー病の予防と治療
- 第7章 血管性認知症の予防と治療
- 第8章 認知症をめぐる社会の動きまとめ