【前回記事を読む】ごんぎつねの舞台地、新美南吉記念館を訪ねる。残した作品の数々に込められた、早くに母を亡くした南吉が書き出す哀しさ―。 お堂の外の庭に、岩手県の代表的俳人小原啄葉の句碑があった。語部や川のほとりの春障子 啄葉当時の岩手の風土の厳しさも愛着も沁みついた作者に、もう一つ私の好きな句がある。雪女くるベをのごら泣くなべや 啄葉遠野伝承園を出てから桑畑の間の路を歩いてほど近い場所のカッパ…
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第6回】松下 与志子
「道」とは面白いものだ。多摩丘陵に位置する小野路が長きにわたり運び続けた人々の心。
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第5回】松下 与志子
ごんぎつねの舞台地、新美南吉記念館を訪ねる。残した作品の数々に込められた、早くに母を亡くした南吉が書き出す哀しさ―。
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第4回】松下 与志子
性病が原因で離婚、屈辱的な体験、差別を受けながら日本初の女医となった荻野吟子が証明した「努力」と「忍耐」の果てにある希望
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第3回】松下 与志子
【先行配信】「不穏である」という理由で、警察に連行され二年間拘留された!? 俳句弾圧事件で、共産主義を疑われた句とは…
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第2回】松下 与志子
【先行配信】悲劇の将軍・木曽義仲に心を寄せた松尾芭蕉。並んだ二つの墓は今、義仲寺の静寂の中で語り合っている…
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【新連載】松下 与志子
【先行配信】松尾芭蕉の句碑…なぜそこに?芭蕉がその地を旅した折に詠んだものだけでなく、訪れたはずのない場所にも…