4その晩、父親と兄と姉も加わって食卓を囲んだ。なぜ、すぐに晴美が帰ってきたのか、その理由を理解してくれた。父親が皆の心を代表するように言った。「晴美、お前はいま、人生の岐路に立たされているんだよ。家族全員で応援するから、めげないで『円い町』の町民になれるように頑張りなさい」家族みんなが一緒に息を大きく吸い込んでゆっくりと吐いていった。「父さん、母さん、兄さん、姉さん、私は頑張るからね。渾身の力を…
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小説『近づく果実 』【第11回】鈴木 寂静
人生の岐路に立つ晴美。「四つの条件」クリアに向け人の輪の中へ
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小説『近づく果実 』【第10回】鈴木 寂静
移住先の「四つの条件」を晴美は満たしていなかった…。移住のため、努力することを決意
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【最終回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】聴覚障害者が「最低限度の生活」を送れるよう、手話通訳者を増やすために必要なこと
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小説『近づく果実 』【第9回】鈴木 寂静
「そんなこと、親から聞いてない…」『円い町』へ移住に必要な四つの条件とは?
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第9回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】「手話をやめなさい」手話通訳者の職業病である「頸肩腕障害」…正しい問題理解のために
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小説『近づく果実 』【第8回】鈴木 寂静
四国にあるという精神障がい者を「善常者」と呼ぶ町。行ってみないかという提案に晴美は…。
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第8回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】「ボランティアだけで終わるのではなく、きちんと職業として生活できるようにして」
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小説『近づく果実 』【第7回】鈴木 寂静
自分が障がい者になって初めて、いかに上から見下していたか知る
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第7回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】地域間格差に不十分な福利厚生…「登録手話通訳者」の活動の実態
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小説『近づく果実 』【第6回】鈴木 寂静
「給料の三倍は広告を取ってくれ」壊れたレコードのように繰り返す上司の言葉
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第6回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】「ハローワークに手話協力員が必要」…聴覚障害者が来られるように
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小説『近づく果実 』【第5回】鈴木 寂静
「広告を取ることは人間的な魅力が必要なんだよ。」営業先の店長がライトグリーンのスーツ姿を気に入ってくれて
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第5回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】「人材不足のため一人配置が10年続いている」...後継者難の手話通訳業界のいま
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小説『近づく果実 』【第3回】鈴木 寂静
ピンクのスーツに身をつつみ飛び込み営業!? 若手女性社員の奮闘!
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第4回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】「体調を崩しても交代要員がなく無理してしまう」…手話通訳者の現状
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小説『近づく果実 』【第3回】鈴木 寂静
本来の明るさを取り戻して「よし――。こちらが広告を頂くのだ」
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第3回】横山 典子
【論文コンテスト大賞作】「士なのか者なのか奉仕員なのか」…手話通訳の仕事を専門職へ
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小説『近づく果実 』【第2回】鈴木 寂静
「やりたい職業に就けた」…負の気持ちを空高く舞い上げるほどの期待感
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには』【第2回】横山 典子
手話通訳者が明かす実態「身分や待遇などは10年前、20年前と変わってない」
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小説『近づく果実 』【新連載】鈴木 寂静
【小説】『円い町』は「健常者と精神障がい者との区別が全くない」