【前回記事を読む】熱のある妻に弁当を作らせ、ずるずる定時まで職場に居続けた…あの流産さえなければ、幸せな結婚生活が続いていたはずだった。門扉の軋む音を聞きつけて、いつもなら郁子が春彦の胸に飛び込んで来る。朝は照れて逃げるのに今こうして正面から抱きしめる春彦は、その耳元でただいまと言うのだった。この期に及んで照れくさそうにお帰りなさいを言う郁子は、何て可愛いのだろうか。荷物を郁子に預けて促されるリ…
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第14回】山口 ゆり子
祈るような気持ちで仕事から帰ると、妻は闇の中に居た…焦点の合わない目に、満面の笑み。こちらに反応して言ったのは…
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第8回】松谷 美善
母の死後、中卒で入った会社から突然「明日から来なくていい」…さらに社宅に帰ると「3日以内に出て行ってくれ」と言われ…
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小説『標本室の男[注目連載ピックアップ]』【第17回】均埜 権兵衛
「天地無用」と書いてあるのに全くおかまいなし。取り扱い注意・水濡れ注意・割れモノ注意等のシールも貼りつけていたが…
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小説『愛しき女性たちへ[注目連載ピックアップ]』【新連載】白金 かおる
妻との生活に不満は無いが、"何か"が足りなかった… 平凡でも幸せな妻との日常を壊すつもりはなかったのに…
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第13回】山口 ゆり子
熱のある妻に弁当を作らせ、ずるずる定時まで職場に居続けた…あの流産さえなければ、幸せな結婚生活が続いていたはずだった。
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第7回】松谷 美善
母さんが死んで、1人で生きるしかなかった。高校を中退し、月6万円生活。お墓も作れず母の骨と一緒に暮らした。
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小説『標本室の男[注目連載ピックアップ]』【第16回】均埜 権兵衛
あらゆる種類の人間が、蠢く街。東京・新宿——「都会に行けばなんとかなる」。そう思っていたが、彼が見たものは……
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第12回】山口 ゆり子
姉がトイレへ行った隙に…夫は私の腰を抱きよせ、肩にアゴを軽く乗せてきた。「無理しないで」と言われて、身体を預けると…
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第6回】松谷 美善
母さんが死んだ。葬式はできず、骨壺に入れられ戻ってきた母。父からは「火葬費用はお前が働いて返せ」と請求書を渡され…
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小説『標本室の男[注目連載ピックアップ]』【第15回】均埜 権兵衛
人工皮膚がナースステーションに届いた——長らく病院で過ごしていた彼に使うはずだったが……あと一歩、間に合わなかった。
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第11回】山口 ゆり子
看護師になり数年経ったある日、姉は自室から出てこなくなった…その日『夜になったら部屋を覗こう』と思っていたのに…
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第5回】松谷 美善
ベッドに横たわる身体は、俺の知らない母さんだった。左半身だけがバタバタと動いている。医師は「今から話すことをよく聞いてね」と…
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小説『標本室の男[注目連載ピックアップ]』【第14回】均埜 権兵衛
水商売風の若い女が単独事故…幸い怪我はなかったが、車は自走困難な状態に。原因を探ると、とある問題が浮き彫りとなり……
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第10回】山口 ゆり子
ミミズのような字しか書けなくなった父は、それが病気だと気づいた。診断名を聞いて、早々に職場を引退してしまった。
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第4回】松谷 美善
あまりに突然だった。ひきこもってた家の固定電話が鳴り、『お母様が職場から救急搬送され…至急病院へ来てください。』
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小説『標本室の男[注目連載ピックアップ]』【第13回】均埜 権兵衛
とある人物が仕事前に話しかけてきた。穏やかな会話から突如“女性関係”の話に移り——「先生、そういえば…」
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第9回】山口 ゆり子
お腹の子を亡くした翌日に『流産してすぐの方が妊娠しやすい。頑張れそう?』と言ってきた姉。まだ退院したばかりなのに…
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第3回】松谷 美善
修学旅行の費用を見た母は顔をしかめ、「好きなもの1個買ってあげるから、欠席しなさいよ」と言ってきた。
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小説『標本室の男[注目連載ピックアップ]』【第12回】均埜 権兵衛
夜11時勤務開始、交通整理をするだけの仕事。素性を隠すことは簡単だった——ヘルメットの下にはマスク、手には白い手袋まで…
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エッセイ『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第8回】山口 ゆり子
首から肩へのなんとも美しいライン、高めの腰にすらりと伸びた脚、華奢な足首…目の前の姉妹は驚くほど似通っていた。