十一さて、話は変わるが、高梁川中流域の主要町であった高梁は、江戸時代には備中松山藩の城下町として栄えた。江戸期初代藩主となった水谷勝隆は、高瀬舟の交易性に目をつけ、これを上流の新見まで航路を広げたのである。同時に、彼は成羽藩から移ってきたこともあり、吹屋のベンガラを成羽川経由で高梁川から運び出す航路を開き、全国に販路を広 げて経済の繁栄に寄与したと言われる。この貴重なベンガラとか、その他の交易品…
家族の記事一覧
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小説『高梁川』【第24回】白神 松男
穏やかな人間性が気に入られたのか、以後親しくつき合う間柄になった
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小説『高梁川』【第23回】白神 松男
当時は「茶の湯」をたしなむことが上品な趣味
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小説『高梁川』【第22回】白神 松男
高梁川は江戸時代から現代にいたるまで日本経済に大きくかかわってきた
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小説『高梁川』【第21回】白神 松男
大儲けし、やがて大豪商にのし上がっていった
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小説『高梁川』【第20回】白神 松男
交易品としては備中綿とその加工品が代表的なものであった
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小説『高梁川』【第19回】白神 松男
兄や親代わりのように手助けしてくれた義兄が去っていく
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小説『高梁川』【第18回】白神 松男
騙されたと悔やんでも後の祭りである
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小説『高梁川』【第17回】白神 松男
気安くお金を貸したり、保証人になったりしちゃ、ダメだぞ
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小説『高梁川』【第16回】白神 松男
本家に庄屋稼業を持っていかれた
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小説『高梁川』【第15回】白神 松男
思いもよらぬ子宝に恵まれた。
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小説『高梁川』【第14回】白神 松男
これで世継ぎができた
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小説『高梁川』【第13回】白神 松男
男の出る幕じゃない!
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小説『高梁川』【第12回】白神 松男
自宅での出産が当たり前
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小説『高梁川』【第11回】白神 松男
自分の代わりに母が産んでくれる
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小説『高梁川』【第10回】白神 松男
平均寿命が四十歳台と言われていた
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小説『高梁川』【第9回】白神 松男
表面上はしあわせな家族
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小説『高梁川』【第8回】白神 松男
家系を絶やさないことにみんな神経を使った
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小説『高梁川』【第7回】白神 松男
調子のよいところにはとかく魔が差すことも多い
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小説『高梁川』【第6回】白神 松男
細心の注意を払い大事に育てられた
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小説『高梁川』【第5回】白神 松男
商才があったという証