【前回の記事を読む】のぞみのドア越しに見つめ合った視線が胸を揺さぶり京都での別れを鮮烈に刻んだ帰京する翌日の午前中、茅根は途中下車して彦根に降り立った。表門から天秤櫓(てんびんやぐら)、彦根城、玄宮園(げんきゅうえん)へ歩を進め、最後に井伊直弼の埋木舎(うもれぎのや)に立ち寄った。直弼は十七歳から三十二歳まで十五年間、この簡素な武家屋敷で部屋住みとして生活をしながらも、茶道・歌道・禅・国学・兵学…
織田信忠の記事一覧
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小説『尾張物語』【第5回】浅川 洋
一人旅を終えて帰宅してから約一カ月後、彼女から手紙が来た。そこに書かれていた内容に驚愕した
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小説『尾張物語』【第4回】浅川 洋
のぞみのドア越しに見つめ合った視線が胸を揺さぶり京都での別れを鮮烈に刻んだ
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小説『尾張物語』【第3回】浅川 洋
「僕ね、白川さんから返信が来るなんて思っていませんでした」「私だって、返事が来て会ってくれると知ってちょっと驚きました」
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小説『尾張物語』【第2回】浅川 洋
自分は何者だったのか。世の喧騒を逃れて身を置き、我を忘れて石庭に眺め入った。
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小説『尾張物語』【新連載】浅川 洋
国宝の十一面観音菩薩像に再会。この一円は織田信長による浅井長政攻めで戦火に見舞われ、堂宇は焼き払われたものの村人が…