前述したように、わが国における省エネルギーやエネルギー効率化の歴史は、1970年代のオイルショックに端を発し、すでに半世紀になりますが、まさに1970年代の10年間を「省エネルギー1.0」とすると、その後、その成果に甘えて1980年代、1990年代、2000年代は、あまり省エネルギーが進まなかった、停滞した30年間であったかと思います。それが2011年3月の東日本大震災後の必要に迫られた節電要請…
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