【前回の記事を読む】旦那が帰ってきたことに微塵も喜びを感じられないどころか、一人の時間を懐かしく思いながら私はベッドに入った私は静かに寝室を出て、リビングのヒーターを点けるとソファーにごろんと横になった。普段は聞こえない時計の音が耳に煩い。旦那は寝ぼけていただけだろうか。それとも意思をしっかり持っての行動だろうか。どちらにせよ気味が悪かった。十年近くに及ぶ付き合いの中で、旦那が私の身体を激しく求…
不倫の記事一覧
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第31回】安本丹
以前はよく冷えた足を旦那の足に絡めて温めていた。しかし今は彼に触れることさえ私にはできない
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第30回】安本丹
旦那が帰ってきたことに微塵も喜びを感じられないどころか、一人の時間を懐かしく思いながら私はベッドに入った
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第29回】安本丹
休憩室で私が彼にあげたものと全く同じブランドのチョコレートを頬張る女の子を見て私は悪い予感を……
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第28回】安本丹
私も彼も望んでいたのは“普通の会話”だった――本心をさらけ出したことで彼と両想いだと知った私は今にも泣きだしそうになった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第27回】安本丹
お手洗いから戻ると彼は突然キスをしてきた。塗ったばかりのリップグロスがあっという間に取れるほどの情熱的なキスだった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第26回】安本丹
友人の演奏はどうでもいい。クラシックコンサートという優雅で気品のある場所でロマンチックな時間を過ごすことができれば……
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第25回】安本丹
バドミントンサークルで男友達に彼の惚気話をした私。それが不倫であるとも知らずに――
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第24回】安本丹
生き甲斐にしていたデートも、今や惰性でしかなかった。ただの外食すら、金が掛かると険悪になった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第23回】安本丹
一度しか着ないドレスに百万円。「一生に一度なんだから」と費用を惜しまなかった自分の結婚式。終わってみれば、無駄遣いだった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第22回】安本丹
勤務後、私は彼とドライブをした。下世話な話ばかりだったが私たちの会話は途切れることがなかった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第21回】安本丹
紳士的でスマート、小柄で決して顔立ちが良いわけではないが、清潔感があってスーツ姿がとても素敵だった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第20回】安本丹
私はアルバイト先のカラオケ店を辞めた。アルバイトを辞めることを知った旦那は真っ先に経済面の心配をした
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小説『夫 失格[注目連載ピックアップ]』【第18回】時亘 一肇
終わった夫婦仲――カップ麺を持つ夫に「食事、用意しましょうか」と聞いた。すると夫は、いきなりカップを握りつぶして投げつけ…
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第19回】安本丹
人を好きになったからこそ、恋愛をし、結婚をしたのだ。そういう人間が、また新たに人を好きになったって、なんら不思議はない
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第18回】安本丹
私は初めて夫の携帯を盗み見た。そこには私への罵詈雑言で溢れた姑からのメールが……
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第17回】安本丹
結婚とは、生活を共にするということだ。一緒に生活すると百年の恋も冷めるような現実がそこにはある
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第16回】安本丹
実家のない私は里帰り出産も叶わない。更に子供を気軽に預けるあてもないため、出産後は働くことも難しいかもしれない
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第15回】安本丹
母の似顔絵が描けない。一人暴風雨のなか徒歩で帰宅。みんなには当たり前にいるお母さんが、私にはいない
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第14回】安本丹
「お母さん! ゴマちゃんが動いたの!」幼い私は母を呼んだが返事はなかった。母は結局、私を育てることを途中でやめてしまった
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第13回】安本丹
彼氏との子供を育てながらも相変わらずコンビニでパートをする先輩の未来。私はそれからデキ婚というものを軽蔑するようになった