居酒屋ナカソネ住設福岡営業所の従業員もやっと落ち着き始めたころ、TOTOメンテナンスの方々と博多の町でよく飲み回っていました。福岡に出張した折に、時々立ち寄る小さな居酒屋がありました。取引先の支店長の行きつけの店です。狭い間口で、十二、三人ほどが座れるカウンターがあります。主人と奥さん二人で営んでおり、板前さんの主人はカウンターの中に入り、いつも包丁を握って料理を作っています。奥さんはカウンター…
[連載]霧中の岐路でチャンスをつかめ
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【最終回】仲宗根 稔
板前さんは無口で…「マスター」より「だんな」のほうが似合う
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第38回】仲宗根 稔
新会社発足!「社是」と「経営理念」で会社をスタート!
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第37回】仲宗根 稔
AppleもGoogleも、始まりは自宅の「ガレージ」から…
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第36回】仲宗根 稔
「大阪に出る気はあるかね」関山部長からの話に私は即答した。
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第35回】仲宗根 稔
高額な求人掲載費用に「サクラ面接」採用活動は問題だらけ
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第34回】仲宗根 稔
「図面を書ける人を紹介してほしい!」返答は…
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第33回】仲宗根 稔
「東京で仕事がしたい。何でもいいからやらせてください」
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第32回】仲宗根 稔
「よその仕事はするな」と言っていたのに…発注停止の顛末
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第31回】仲宗根 稔
「できないと言わない」人が嫌がる仕事も引き受けて信頼を得た
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第30回】仲宗根 稔
病室に山ほど図面が持ち込まれ…「早く見積もりをしてほしい」
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第29回】仲宗根 稔
未熟児の我が子が…今の医療だったら生きていたのではないか
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第28回】仲宗根 稔
父に感謝…貧乏や馬鹿にされたことがすべて成長の糧になった
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第27回】仲宗根 稔
押しかけ女房ですから…父からは人の2倍働けと言われています
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第26回】仲宗根 稔
彼女のお母さんと食事中に…「うちの娘を嫁にもらってほしい」
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第25回】仲宗根 稔
初めてのデートなのに2人前を食べる彼女…ケーキまで注文した
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第24回】仲宗根 稔
電気溶接機を買うお金が…知り合いの鉄工所を訪ねて頭を下げた
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第23回】仲宗根 稔
「できます、やらせてください!」の一言が、私の人生を開いた
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第22回】仲宗根 稔
「壊さんでくれ!」泣き崩れる父の背中をさすり、一緒に泣いた
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第21回】仲宗根 稔
漁師村の人たちはいい人ばかり…いつかこの村に恩返しをしたい
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エッセイ『霧中の岐路でチャンスをつかめ』【第20回】仲宗根 稔
母は涙ながらに「お父さんの仕事を手伝っておくれ…」
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