弟が、ハイハイを始めた。ぼくが遊んでいると、すぐに、じゃまをする。「ごめんね、お兄ちゃん」ママが、代わりにあやまるけれど、みっくんは、あやまらない。 みっくんが、ぼくのカードをやぶったから、ちょっとだけ、たたいた。ほんとに、ちょっとだけだよ。それなのに、「お兄ちゃんのくせに、何をしているの」ママが、すごくおこった。あれえ、なみだが、ぽろり。くやしくて、ぽろり。 夏休み、おじいちゃんと、山に登った…
[連載]カエルのつけもの石
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小説『カエルのつけもの石』【第7回】ひろみ
「また、遊びにいくね」そういってバイバイしたおじいちゃんが亡くなった。あれえ、なみだが、ぽろり。悲しくて、ぽろり…
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小説『カエルのつけもの石』【第6回】ひろみ
あれえ、たまねぎの皮をむくと、なみだが、ぽろり。なぜだか、ぽろり。
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小説『カエルのつけもの石』【第5回】ひろみ
縦?立て?○○たてって何?ふとした時に気が付く不思議な表現
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小説『カエルのつけもの石』【第4回】ひろみ
「たいへん。アジサイさん、また、のどがからからなんでしょ。たおれないでね」
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小説『カエルのつけもの石』【第3回】ひろみ
「こんなはずじゃなかった…」願いを叶えてくれた石を、空き缶にポトリ。すると…。
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小説『カエルのつけもの石』【第2回】ひろみ
ポリポリ、カリカリが止まらない!人気が出過ぎて嬉しい悲鳴!?人気のつけもの屋さん
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小説『カエルのつけもの石』【新連載】ひろみ
カエルの恩返しで嬉しい悲鳴!人間も動物もご先祖様までみんながつけものを食べにくる