災害は忘れた頃にやってきます。入居翌年の7月、爽やかな暖かい日に孝介さんがいなくなりました。近くを探しても、どこにも見当たりません。ひょっとして自宅か?と職員が訪ねると、自宅の車庫でへばった孝介さんを見つけました。連れ戻された孝介さんに事情を聞くと「いや、タバコを吸いに家に帰ったんだけどね、動けなくなったんです」と。車庫に隠しておいたタバコを吸いに、5kmの道のりをご自宅へ戻られたのです。よく…
[連載]安らぎのある終の住処づくりをめざして
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【最終回】鈴木 岳
「先生、妻をよろしくお願いします」仲良し夫婦の悲しい最期
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第16回】鈴木 岳
90代の高齢夫婦…妻がアルツハイマー病を発症、まさかの事態
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第15回】鈴木 岳
96歳患者「なんだか調子が悪い…」胃カメラの結果に医師驚愕
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第14回】鈴木 岳
91歳の独居老人・・・妻が先立ち10年、「周囲を驚かせた一言」
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第13回】鈴木 岳
「私も1日で亡くなりたい」糖尿病の女性…医師が見届けた最期
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第12回】鈴木 岳
転げ落ちるように、日々悪化・・・苦労の末、お見送りの席で
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第11回】鈴木 岳
馴染みのある家具や風景…人生最期の住まいに必要なものとは?
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第10回】鈴木 岳
読書に書き物、囲碁将棋…サ高住入居者から学ぶ人生と生き様
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第9回】鈴木 岳
ブリティッシュガーデン完成…終の住処での「園芸療法」
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第8回】鈴木 岳
五感を刺激する庭づくり?建物の中で完結しない生活のあり方
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第7回】鈴木 岳
体が動かずとも思考はできる…認知症の人が「住む」ということ
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第6回】鈴木 岳
認知症の2人の会話…医師が「困ったな」と感じたとある出来事
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第5回】鈴木 岳
医師が「安らぎのある終の住処づくり」を試みて感じたこと
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第4回】鈴木 岳
「慣れ親しんだ我が家だけど」…独居老人の知られざる苦悩
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第3回】鈴木 岳
北海道らしい「終の住処づくり」で、後悔した一つのこと
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【第2回】鈴木 岳
スウェーデンでの街作りに学ぶ「理想のグループホーム」とは?
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エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして』【新連載】鈴木 岳
生きる気力が消え、塞ぎこむ…高齢者の「4つの大きな喪失」