【前回の記事を読む】取り返しのつかないことになった――「ごめん、ごめん……っ」それでも少女に伸びた手は……夜の繁華街は、まばゆいネオンとざわめきに包まれていた。人々の笑い声、車のクラクション、遠くから聞こえる路上ミュージシャンのギターの音——すべてが自分には遠い世界の出来事のように感じられた。胸の奥に沈むのは、焦燥、後悔、そして言いようのない虚無感。「もう終わりだな……」口にしてみても、なんの感…
[連載]幽世の法廷
-
小説『幽世の法廷』【第4回】照夜 守幸
「近くの公園で事件があったの知ってるか? 早く捕まればいいんだけどな」——その犯人は私だ。2人の会話を聞いた私は……
-
小説『幽世の法廷』【第3回】照夜 守幸
取り返しのつかないことになった――「ごめん、ごめん……っ」それでも少女に伸びた手は……
-
小説『幽世の法廷』【第2回】照夜 守幸
「おじさん、お仕事行かないの?」いま侮辱したか俺を? 子ども相手に怒りが抑えきれない。無意識に、俺は少女の肩を突き飛ばし……
-
小説『幽世の法廷』【新連載】照夜 守幸
近隣で少女が殺害された。犯人はまだ捕まっていない。が、弁護士を目指す俺はどうしても、逮捕後のプロセスを考える…