【前回の記事を読む】武烈天皇の残虐な記事を読み上げる不比等――顔を真っ赤にしたのは、その記事を書いた男たちだった仁賢十一年。大和の石上(いそかみ)(現奈良県天理市)にある、広高宮(ひろたかのみや)。億計大王(おけのおおきみ)(第二十四代 仁賢天皇(にんけんてんのう))の宮である。宮の内郭(うちぐるわ)(皇族が暮らしたり、祭祀などが行われたりする最も重要な区域)を囲っている木の柵から、男の子が跳ね…
[連載]紅の記憶 武烈と呼ばれた天皇
-
小説『紅の記憶 武烈と呼ばれた天皇』【第5回】青葉 こと
冷たい川に入りずぶ濡れの皇太子に、布を差し出した皇女。その瞬間、2人の手が触れて顔が真っ赤に…
-
小説『紅の記憶 武烈と呼ばれた天皇』【第4回】青葉 こと
武烈天皇の残虐な記事を読み上げる不比等――顔を真っ赤にしたのは、その記事を書いた男たちだった
-
小説『紅の記憶 武烈と呼ばれた天皇』【第3回】青葉 こと
女性を巡って臣下と争った武烈天皇……問題となるのは史実と大きく異なる“年齢”だ
-
小説『紅の記憶 武烈と呼ばれた天皇』【第2回】青葉 こと
「この話は本当に史実か?」短命に終わったある天皇をめぐる記述に不比等が疑念を抱く。その天皇の名は――
-
小説『紅の記憶 武烈と呼ばれた天皇』【新連載】青葉 こと
歴史書の作成に従事することになった藤原不比等。しかし作業は遅々として進まなかった……