【前回記事を読む】結婚も仕事も順調だった。家族にも恵まれた。だが35歳でマリファナによって一瞬にして転落した仕事をせずとも、3食食べて過ごせるという楽観的な見方ができるのは、ベテラン犯罪者だけだ。逮捕され、監禁され、スマホを没収され、情報をシャットダウンされ、未来がどうなるかもわからない。この状況だけでも通常の人間には十分にこたえる。仮に大地震が起きて、この場所が崩壊し全員が死んでも、誰も悲しま…
[連載]マリファナ家族
-
小説『マリファナ家族』【第5回】東 龍澄
監禁・情報遮断という異常な状況。ブタ箱で死のうが誰も悲しまない――俺が正気を失う前に現れたのは
-
小説『マリファナ家族』【第4回】東 龍澄
結婚も仕事も順調だった。家族にも恵まれた。だが35歳でマリファナによって一瞬にして転落した
-
小説『マリファナ家族』【第3回】東 龍澄
「俺……すぐ出られますか?」留置場で直面した“想像以上の現実”
-
小説『マリファナ家族』【第2回】東 龍澄
「すみません、マリファナ栽培で逮捕されてしまったので今日は出社できません。」―真面目な社員の俺は今、会社ではなく留置場に…
-
小説『マリファナ家族』【新連載】東 龍澄
「174番」これが、俺に与えられた新しい名だ。俺は、捕まったのだ。逮捕されたのだ