【前回の記事を読む】今の日本人というのは、自分の言ったことに責任を取らない、取らないどころか感じることさえない。責任回避ばかりで…野津は、松葉を急き立てるようにして立ち上がった。〝エッ、弁護士のところに今から行くのですか、わが社の顧問弁護士と打合せして決めたのですけど……。もう、いいです、覚悟はできています。今更、計画の見直しは無理です、20%でも過半数の同意は得られないと言っていたわが社の顧問…
[連載]岬 下巻
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小説『岬 下巻』【第7回】まつはじめ
どうしてこれほど真剣なのか、何かを画策しようとしているのか――。倒産寸前の会社を“拾う神”は、銀行の中から現れた。
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小説『岬 下巻』【第6回】まつはじめ
今の日本人というのは、自分の言ったことに責任を取らない、取らないどころか感じることさえない。責任回避ばかりで…
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小説『岬 下巻』【第5回】まつはじめ
「担当者が変わるなら、取引をやめる」と言われ、契約解除。会社は倒産寸前…借金の弁済額もなんとか捻出するが——
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小説『岬 下巻』【第4回】まつはじめ
借金40億円の会社——「ゼロからじゃない、マイナスからのスタートだ」経営者たちが再建するために取った行動とは…
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小説『岬 下巻』【第3回】まつはじめ
【社長室で詰問】「辞める、はここでは禁句だよ。みんなで一致団結していこうという時に。」
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小説『岬 下巻』【第2回】まつはじめ
債権者の視線にも臆さず、シャッターを開けた社長の覚悟――「事業を継続します、という意思表示なのだよ」
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小説『岬 下巻』【新連載】まつはじめ
債権者集会でのみんなの声、あの熱気…なんとか再建するしかない。逃げ場がない。いっそのこと、「岬」から身を投じた方がマシだ。