【前回の記事を読む】元気に80歳を過ぎた今を楽しむことができているのは、妻の病気を二人で一緒に乗り越えるチャレンジに取り組めたおかげである1999年10月、妻が自己免疫疾患である多発性硬化症を発症しました。1〜2ヵ月前から風邪のような症状でグズグズしており、近所の内科医を受診したところ風邪薬を処方されました。しかし4、5日後、夕食の片付けで食器類を洗いながら、「水を扱う左右の手の感覚が違う」と訴…
[連載]多発性硬化症の妻が教えてくれたこと
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エッセイ『多発性硬化症の妻が教えてくれたこと』【第4回】矢澤 淳良
手足がまったく動かず、3日間のステロイドパルス療法終了後も手足のしびれ、尿や糞便の排泄障害が…活動的だった妻がなぜ…
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エッセイ『多発性硬化症の妻が教えてくれたこと』【第3回】矢澤 淳良
元気に80歳を過ぎた今を楽しむことができているのは、妻の病気を二人で一緒に乗り越えるチャレンジに取り組めたおかげである
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エッセイ『多発性硬化症の妻が教えてくれたこと』【第2回】矢澤 淳良
終戦直前の昭和20年5月、父親の転勤により私たちは日本に帰国した。東京へ向かう途中で空襲を目撃し――
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エッセイ『多発性硬化症の妻が教えてくれたこと』【新連載】矢澤 淳良
私には妻がいて、娘がいて、孫がいる――私には、家族の平和と安全安心を守る責任がある